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最上町のあゆみ(明治・大正)

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和暦 西暦 出来事
明治元年 1868 ・戊辰戦争、新庄領内に及び、小国郷に警備態勢しかれる(4~5月)
2年 1869 ・大凶作。
・版籍奉還のより諸藩主、土地と人民を朝廷に還納(6月)
4年 1871 ・新庄県成立(7月14日)
・同県第二次山形県に編入(11月1日)
5年 1872 ・小国地方、最上郡第10戸籍区となる(1月)
・大区小区制しかれ、小国地方は第七大区小六区(10月)、
後に第七大区小五区 → 第四大区小五区
6年 1873 ・向町学校(11月30日)、志茂学校(11月)設立。
7年 1874 ・富沢・瀬見両学校設立。
8年 1875 ・向町に近代警察機関(屯所)設置(4月)
9年 1876 ・統一山形県成立する(8月21日)
・豊田村、向町村に併合される(9月11日)
10年 1877 ・向町屯所、尾花沢警察署向町分署となる(2月)この頃、消防組編成される。
11年 1878 ・大区小区制廃止(7月9日)、各村に戸長役場設置。
・新庄町に最上郡役所置かれる(11月1日)
13年 1880 ・若宮・月楯・大堀・法田の各学校設立。
・小国新道開削工事竣工(9月)
15年 1882 ・東法田学校設立される。
16年 1883 ・小国産馬組合結成される(10月)
17年 1884 ・向町馬市再興する。
19年 1886 ・向町で家屋62棟焼失の大火災発生(4月4日)
20年 1887 ・向町・大堀・富沢の各学校、各尋常小学校と改称(4月)
22年 1889 ・市制町村制施行(4月1日)
・東小国村(向町・本城・富沢・黒沢・満沢・東法田・堺田の各村合併)と
西小国村(志茂・大堀・若宮・法田・月楯の各村合併)誕生す(4月~6月頃)
24年 1891 ・向町尋常小が東小国尋常小、大堀尋常小が西小国尋常小と改称し、
富沢尋常小は東小国尋常小の分校となる。
25年 1892 ・新庄区裁判所東小国出張所開設(8月5日)
・小国産馬組合管轄地域、軍馬購買地に指定される。
27年 1894 ・日清戦争に東・西小国村から10名前後出征(8月~翌年4月)
30年 1897 ・随意契約牧野利用始まる。軍馬補充部萩野支部設置。
この年、うんかの大量発生で大凶作。
34年 1901 ・富沢尋常小学校、東小国尋常小から独立。
・小国産馬組合、最上郡産馬組合小国支部となる。
37年 1904 ・日露戦争に東・西小国村から30数名出征、内5名ほど戦死。
・豊田で家屋37棟焼失の大火災発生(旧3月4日)
・向町種付所設置。
38年 1905 ・若宮で35棟焼失の大火災(春)
40年 1907 ・佐藤理吉、山形県議会議員に初当選(9月)、以後昭和7年まで7期当選する。
・小国支部産馬事務所、向町に新築。
42年 1909 ・向町で家屋13棟焼失の火災発生(5月25日)
44年 1911 ・陸羽東線敷設工事はじまる(5月)
・瀬見発電所、新庄町営で新庄町と瀬見に電気の供給開始(12月)
大正2年 1913 ・水・冷害による大凶作。
・水稲反収対平年比東小国72、西小国76パーセントの減。
4年 1915 ・新庄・瀬見間に鉄道開通、瀬見駅開業(11月1日)
5年 1916 ・瀬見・向町間に鉄道開通、羽前向町駅開業(8月1日)
・最上郡産馬組合小国支部、最上産馬畜産組合小国支部となる。
・牧野馬産限定貸し付け制度始まる。
6年 1917 ・向町・鳴子間に鉄道開通、富沢・堺田両駅開業(11月1日)陸羽東線全面開通
7年 1918 ・東小国村赤倉温泉組合設立(3月10日)
8年 1919 ・大森山(官行現場)・富沢間に21キロ余の軌道敷設。
この頃から、東・西小国村の木炭生産急増する。
9年 1920 ・小国地方最初の銀行、新庄銀行向町支店開業す。
12年 1923 ・山刀伐峠越えの道、県道に認定。
14年 1925 ・小国地方に初の電話ひかれる(2月11日)
・東小国警察分署、新庄警察署東小国巡査部長派出所となる(4月1日)
この頃、西小国村煙草耕作組合設立される。

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