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教育長から

笑顔が輝き、住み続けたくなるまち

 

教育長 中嶋 晴幸

 

 「あ-愛された小国郷はいまもなお」から始まり、「ん-『んだ』は今も大事な最上の言葉」まで「あいうえお」順に、読み札と絵で示された取り札からなる「ふるさとカルタ」が最上中生徒会から、町と各小学校に寄贈されました。これは、令和3年度の最上中学校の3年生が総合の学習の時間に、地域の方に取材したり、現地に足を運んだりして探究活動を行い、読み札の文言を吟味し、それに合わせ、絵も自分たちで描いた労作です。

 このカルタの制作過程は同年の「YAMAGATAふるさと探究コンテスト」で発表され、見事グランプリに輝きました。さらには、評判が評判を呼び、遠く関東圏に住む最上町出身者からもカルタが欲しいという声があがり、商品化されたカルタは実費販売されるまでになっています。  このカルタ作成のきっかけは、年々少子高齢化が進み、人口の減少とともに、賑わいが失われつつある町の状況を心配した歴史好きな生徒たちが、学習を通して、自分たちも何か役に立てないかとの思いから始まったと聞いています。カルタの出来栄えもさることながら、調べる過程で出会った人との関わりや、新たに発見した事柄を通して、最上町の魅力を深く掘り下げ、「最上町愛」を多くの人に伝えた点で大いに評価できるものです。

 ふるさと発見ということでは、向町小の子どもたちが、かつて小学校があった5つの地区と、足元の向町地区を、生活科や総合的な学習の時間に調べた学習も素晴らしいものがありました。調べて分かったことを秋の学習発表会の中で、絵やスライド、劇にして保護者や地域の方の前で発表したのですが、大人でさえも初めて知ったという声が上がるほど内容の充実したものでした。

 一方、大堀小では台湾の宜蘭県光復小学校とのオンライン交流を図る中で、自分たちのふるさとの自然や文化、豊かな食などをわかりやすく伝える活動に取り組みました。3人から4人の小グループが一台のパソコンを通して交流することで、一人ひとりの出番がたっぷりあり、豊かな活動が保障されるとともに、英語での交流は、これからのグローバルな社会に生きる子どもたちに、外国語やパソコンを学ぶことの意義をしっかり刻むことができたのではないかと思います。

 将来の最上町を担うであろう子どもたちが、自分の目と足と頭を使い、最上町の文化や歴史、自然や産業について理解を深め、町のおかれている現状と課題を明らかにしたうえで具体的な活動にまで繋げていく取り組みは、教室での学習を一層活気あるものにし、なにより、将来最上町に住みたいと思う子どもが増えるのではないかと期待するところです。子どもたちの活躍を中心として、町民誰しもが笑顔に輝き、最上町に住むことに喜びを感じられる教育活動が展開される1年になることを念願し、巻頭の言葉といたします。

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電話  0233-43-2053  メールアドレス 

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