最上町の農業
本町の農業は稲作を基軸にし、畜産と畑作物又は林産物を組み合わせた周年農業を実践している。畜産については黒毛和牛の繁殖と肥育の生産をおこなっています。林産物は、シイタケ・ヒラタケ・タラノメ・行者ニンニクといった特用林産物の生産を、地域の気象条件を利用しながら生産を拡大しています。
畑作については、水田を畑地に転換しながら園芸の振興に力を入れてきました。特に花卉のリンドウとニラの栽培は、昭和50年代から現在まで継続して営まれています。近年、新規の作目としてアスパラガス、ネギ、最上赤ニンニクが露地で栽培され、畜産農家から供給される良質な堆肥をふんだんに使い、「土づくり」を実践しています。「特にアスパラガスは、町の農業の姿を変える作目として位置づけられており、集出荷場における雇用の創出は画期的なものがあります。」
施設型の農業については、菌床シイタケやトマトの栽培が大きな伸びをしめしています。