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緊急情報

災害時の衛生対策と消毒方法

緊急情報 : 災害情報

登録日 : 2024-08-01

感染症予防のために清掃と乾燥が最も重要です。


豪雨等により家屋の浸水が発生した場合、細菌やカビが発生しやすくなり感染症が発生することがあります。

予防のために、下記のことを行いましょう。

 

1.濡れた畳や不要なものは片付け、汚れや泥を水洗いし、十分に乾燥させる。(衛生対策)

2.必要に合わせて消毒を行う。

 

なお、屋外(床下や庭)の消毒は原則不要です。


衛生対策について


清掃を行う前に次のことに気をつけましょう。

1.ほこりから目や口を保護するために、ゴーグル・マスクを着用する。

2.清掃中のけが予防に、手袋・底の厚い靴などを着用する。

3.ドアと窓を開けてしっかり換気する。

4.泥を十分に取り除き、しっかり乾燥させる。


■床上浸水の場合

室内は、食事や睡眠など生活する場所のため、泥や汚れを十分取り除いた後、しっかりと乾燥させ消毒作業をしましょう。

・家の周囲や床下などにある不要なものや汚泥などを片付けてください。

・床下は雑巾などで吸水し、扇風機等により強制的に換気するなど、乾燥に努めてください。

・水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けてください。

・汚れた家具や床、壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてきれいにしてください。

・食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。

・食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。

・消毒薬を使用する場合は、汚れを取り除いたうえで使用しましょう。しっかりと乾燥させれば、基本的に細菌やカビの繁殖は抑えられます。


 ※なお、消毒を希望される場合は、健康福祉課(0233-43-3117)までご相談ください。

 

■家の周囲や床下浸水の場合

庭や床下などの屋外の消毒は、原則不要です。土砂などを取り除いた後、しっかり乾かしてください。

・庭木や家の外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。

・床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。

・床下はスコップや流水で汚泥を取り除いた後、雑巾などで水気を取り、扇風機やサーキュレーターを使って換気し、乾燥させてください。

・地形・日当たりなどにより乾燥しない場合は、ハエやボウフラの発生防止のため、市販の殺虫剤などを適切な方法で使用してください。


食中毒・感染症の予防


・水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品は食べずに廃棄してください。

・身体に異常を感じたときは早めに医療機関を受診しましょう。

・食事の前やトイレの後は、しっかりと手を洗い、可能であれば手指消毒を行いましょう。



消毒方法


消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境に影響を及ぼすことがありますので、使用は最小限としましょう。

また、使用の際には、取扱説明書に従い、事故が起こらないように注意しましょう。


消毒薬対象と使い方対象と使い方

食器類・流し台・浴槽家具類・床

次亜塩素酸ナトリウム

(家庭用塩素系漂白剤)

0.02%に希釈する

食器用洗剤と水で洗う。

調整した液に5分間浸けるか、消毒薬を含ませた布で拭く。

水洗い・水拭きする。

よく乾燥させる

0.1%に希釈する

泥などの汚れを洗い流すか、水拭きしてから十分に乾燥させる。

調整した液を含ませた布でよく拭く。

金属面や木面など色あせが気になる場所は水で2度拭きする。

消毒用アルコール

希釈せず原液のまま使用する

洗剤と水でよく洗う。

 アルコールを含ませた布で拭く。

170%以上の度数のものを使用すること。

注2:火器のあるところで使用しない。

希釈せず原液のまま使用する

 泥などの汚れを洗い流すか、水拭きしてから十分に乾燥させる。

 アルコールを含ませた布でよく拭く。

170%以上の度数のものを使用すること。

注2:火器のあるところで使用しない。

10%塩化ベンザルコニウム

(逆性石けん)

 泥などの汚れを洗い流すか、水拭きしてから十分に乾燥させる。

 調整した液を含ませた布で拭く。

 泥などの汚れを洗い流すか、水拭きしてから十分に乾燥させる。

 調整した液を含ませた布で拭く。


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このページの記事に関するお問い合わせ

最上町役場 健康福祉課 健康づくり推進室
電話 0233-43-3117 メールアドレス 

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