最上病院の概要
最上病院の概要
最上町立病院は、最上町発足前の東小国村において病院の建設を決定し、昭和29年7月に落成、昭和29年9月1日に東小国村、西小国村の合併により最上町が誕生、同年10月最上町立病院として発足致しました。
その後、医療需要の増大と医療技術の発展に伴い昭和45年10月には鉄筋コンクリート3階建てに全面移転改築したものですが、昭和60年頃より高齢化社会が予測されはじめ、その対応として医療だけでは限界があり、保健、医療、福祉が一体となって取り組むべきであるとして、昭和63年に第2次最上町総合計画に地域包括医療を推進する、健康な体、健康な心、健康な社会生活を理念とした「ウエルネスタウン構想」が盛り込まれました。
病院の名称も最上町立病院から最上町立最上病院に変更、同時に健康管理センターを病院に併設し、保健師を含む保険部門を病院に移し、また福祉部門であるホームヘルパーについても健康管理センターに配属し、住宅医療の充実を図った所であります。
しかし「ウエルネスタウン構想」をより効果的に実践するためには、中核となる当時の病院施設では手狭で老朽化していたため、平成2年に病院及び健康管理センターの新設移転が決定され、平成5年に着工、平成6年3月に竣工し同年5月30日開院したものです。
施設の概要
内訳 | |
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建築年次 | 平成5年 |
建物構造 | 鉄筋コンクリート平屋建て |
延べ面積 | 5,717㎡ |
敷地面積 | 20,199㎡ |
病 室 | 25室 |
病床数 |
全60床(内訳) |
◆リハビリ室 | 203㎡(平成8年増築) |